3DCGソフトは、画像をコンピュータの計算によって作り出すソフトです。映画やCMなどに使われているものも、考え方はどれも同じです。
まず、形状を作ります。下の例はシンプルに、球とベースのプレートで構成しています。
これに光を当ててできた濃淡を計算すると…
こうなります。↓
計算で画像を作り出すことを「レンダリング」と呼びます。右上の方から光が当たっているので、左の方に自動的に計算された影が現れます。
作成した形に、色や模様などの質感を設定します。
ベースにタイルの模様をつけ…
球は、金属的な感じにしました。
球には、タイルや背景が映り込んでいます。昔のように手描きで表現すると大変ですが、3DCGだと金属のように反射するという設定を行うだけで、後は勝手に計算してくれるので簡単です。
光の当て方や、カメラの位置(構図)を調整して、最後にもう一度「レンダリング」で画像を計算して完成です。
出来上がった画像は、Photoshopなどの画像編集ソフトで、普通の写真データと同じように扱えます。
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